心理コラム

現実で起こっていることと頭の中で起こっていること

こんにちは。

心理セラピストのShuntaro(@HeartyCure)です。

人生生きていれば、人は悩むものです。

今日は牛丼にするか、カレーライスにするかと悩むこともあれば、会社での人間関係がうまくいかないことで悩むこともありますよね。

小さな悩みから大きな悩みまで人生に悩みは付き物ですが、悩みは大きく分けて二つに分類することができます。

それは「現実の悩み」と「妄想の悩み」。

その悩みは現実?それとも妄想?

悩みの渦中にいるときは意外と気付かないかもしれませんが、現実に起こっていることに対する悩みと頭の中で起こっていることに対する悩みがあるんです。

現実に起こっていることに対する悩みであれば、解決に向けてどうすべきかが見えやすいですが、頭の中で起こっていることに対する悩みはというものは、自分の妄想で作りあげられた悩みなので、どうしたら解決するのかが非常に見えにくくなります。

例えばですが、妄想で作り上げられた悩みというものは、

「相手に自分の弱さを見せてしまったり、本当に思っていることを言ってしまったら、相手に嫌われて、自分を否定されるのではないかと思う。」とか、

「新しいことにチャレンジしたいけど、自分には到底できないし、絶対に失敗してしまいそうで、行動ができない。」とか。

これらの悩みは、今、現実に起こっていることかと冷静に考えてみると、自分が思っていることは現実には起こっていないですよね。

現実には起こっていないのにもかかわらず、頭の中ではイメージが既に出来上がっていて悩んでしまいます。

そして、この頭の中で作り上げられたイメージを取り除きたいと思いながらも、どうしたら良いのかわからずに悩みを抱えたまま、苦しい思いをしているわけです。

客観的に見てみると、現実をみて悩むのではなく、妄想をして悩むって、とても不思議ですよね。

妄想することにはメリット(都合の良いこと)がある

なぜ妄想して悩むのかというと、そこにはメリット(都合の良いこと)があるからと考えます。

悩んでいる当人からすれば、メリットなぞあるわけがないと思いがちで、私自身も当初はそう思っていたのが正直なところです。

別に好きで悩んでいるわけではないし、もちろんそこにメリットなんてあるわけないし、勝手に頭の中でイメージが湧き上がってきて、それが苦しいという感覚でした。

でも実は、都合の良いことってあるんです。

例えばさっきの、これ。

「相手に自分の弱さを見せてしまったり、本当に思っていることを言ってしまったら、相手に嫌われて、自分を否定されるのではないかと思う。」

このケースで言えば、弱さをみせたり本当に思っていることを言ったら、自分は否定されると妄想しているわけですよね。

そう妄想していれば、自分は弱くないと振る舞いながら本音を隠すことで、例えば相手とうまく関係性を維持できていたり、自分はこの場にいても良いと思えたり、自分は弱くないという印象を与え相手に認められる感覚を得られたり。

ケースバイケースではありますが、このようなメリットがあると考えることができます。

もう一つの、「新しいことにチャレンジしたいけど、自分には到底できないし、絶対に失敗してしまいそうで、行動ができない。」で考えてみると、

失敗しないで済むし、失敗をしたことによって自分の恥を感じなくて済むし、周りの人から馬鹿にされないで済む、なんてようなこともあるかもしれません。

人は、都合の良い状態に自分の身を置いておきたいし、安心をしていたい生き物のため、不快を避ける行動をとるのが基本です。

そう考えると、現実に起こっていない妄想をする悩みを持つということは、表面的には不快ではあるけれど、実はそう妄想することがメリットであり、ある意味居心地が良い状態(どちらかというと妄想していた方がマシ。)であるのです。

妄想で悩んだ時にこそ現実を見る癖を

では、妄想してしまい悩んでしまった時にどうすれば良いのか。

それは、「現実をみる」意識をすることです。

悩んだ時にこそ、不安を感じている時にこそ、自分はどんなことに悩み、それは現実に起こっていることなのか?妄想していることなのか?と、しっかりと自分を俯瞰視することが大切です。

事実、現実には起こっていないことを認識できていないからこそ、悩みが膨張するのであり、現実をしっかりと見つめることを意識することで、冷静さや心の落ち着きを取り戻しやすくなるはずです。

また、対人関係における妄想であれば、相手にしっかりと確認することも一つの手です。

私は嫌われてると妄想した時に、本当に相手は私のことを嫌っているのかどうか、相手は自分に対してどんな思いを持っているのか、聞けるようであれば確認してみましょう。

案外、相手はそのようなことを思っていないということがよくあります。

しっかりと、現実を見るということ(事実確認を行う)をまずトライするところから始めてみてはいかがでしょうか。

もし、自分ではどうしようもないと思った時には、電話カウンセリングを利用してみてくださいね。

ではでは!

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