心理コラム

仮面夫婦が及ぼす子どもへの影響

こんにちは。
心理セラピストのShuntaro(@HeartyCure)です。

早いもので8月も終わりを迎えそうですね。

夏らしい事を殆どせずに今年の夏もあっという間に過ぎ去り、なんだか寂しい気持ちです。

暑さは好きではないですが、夏の雰囲気は結構好きです。来年の夏には、キャンプをしたいな〜と思います。

さて、今回の記事のテーマは仮面夫婦について。

仮面夫婦とはどんな夫婦?

仮面夫婦とは、心理界隈でそう呼ばれていたり、私が勝手に呼ばせて頂いている名称なのですが、「本音を隠し、夫婦として機能していない夫婦」のことを指します。

例えば、夫は仕事や自分のことばかりに意識が向き、家庭のことは妻に任せっきり。妻は家事と子どものお世話に日々苦労を焼き、不満やストレスを溜め続けママ友と愚痴大会。

ホント、よくありますよね、この構図の家庭。

夫も妻も、自分が一生懸命にやっているという気持ちでいっぱいいっぱいで、目の前のことだけに集中し、相手を思いやらずに、向き合おうとしない。

不満やストレスが限界を迎え時にだけ、相手にぶつけ喧嘩が起こる。

側からみれば、何故この夫と妻は一緒にいるのだろうかと疑問が浮かぶ程、両者の関係性が好ましくない状態ですね。ですが、こういう夫婦こそ世間体を気にする傾向がある為、外面は良かったりします。

また、夫が高圧的で支配的、妻が消極的で依存的な夫婦で、妻が夫に媚びているケースや、その逆のケースもありますね。

お互いに、本当に思っていることや感じている事を隠し、そこからぎこちないコミュニケーションが生まれ、それがエスカレートし会話が減少し、互いが互いを理解できていない状態である一方、結婚したという枠組みにはしがみつき、人生の月日が惰性で過ぎてゆく。

こういう夫婦関係はホントよくあります。

仲が良さそうな時もありますが、それはお互いにとって都合が良い状態条件が整った時です。いつまでも、その条件が何もせず維持されることがあるはずもない為、また仮面を被り始めるわけです。

そしてまた、夫は「うちの妻は〜・・・。」、妻は「うちの夫は〜・・・。」と、家庭の外側で不満を垂れ流すのです。

なぜ仮面夫婦は向き合おうとしないのか

結婚相手として選んだ理由は人それぞれあると思うので一概には言えませんが、相手を愛したから、愛したいと思ったから選択し結婚の決断をしたのだと思います。いつまでも続く幸せな結婚生活を思い描いて・・・。

それなのに、なぜこのような関係性となってしまい、なぜ向き合おうとしないのか。

それには様々な理由が考えられますが、向き合おうとしない理由には必ず、向き合わない方が都合の良い理由が存在します。

相手の愚痴を垂れ流しながらも、向き合わずに今の関係性を選択、維持する理由が必ずあるのです。

もちろん、その理由も夫婦それぞれケースバイケースではありますが、例えばこんなことが考えられます。

夫としては、子どものことや家事のことを妻に任せる事で、自分は好きな趣味や仕事に没頭できたり、妻を支配する事で自分の力強さ(存在価値)を証明できたり、妻が存在する自分というステータスに陶酔できたり。

妻としては、夫がいることで衣食住が保証されていたり、一人では孤独な感覚を結婚しているという状態によって埋める事ができたりなど。

このような、都合の良い理由 = 利得(メリット)があり、それを手放したくない気持ちが強いからこそ、不満を感じながらも現状を維持しようとします。

そこで仮に、向き合おうと相手に近寄り話し合いをしようとすると、相手が受け入れてくれずにこの関係性が崩れるのではないかと怖がってしまい、向き合うのを諦めてしまうのです。または、向き合う事をめんどくさい事と感じ、蔑ろにする傾向もあります。

向き合う事で問題が勃発し、そこで感じる嫌な感情を感じたくないために、向き合わずにいる利得が大きく存在するのです。

仮面夫婦でいると子どもにどんな影響が及ぶのか

残念ながら、このような家庭で育つ子どもは悪影響を受けてしまう可能性が高いです。

・親の顔色を伺う
・親が不仲なのは自分責任と思い込む
・可哀想なお母さんを助けなきゃと思い込む
・見向きもしないお父さんに恨みが湧く
・人を信用する事ができなくなる
・家族が壊れるのではないかと不安感を持つ
・親への愛情期待を諦める
・親のように本音を隠す人間関係を作り上げる
・孤独感を抱え人との関わりにぎこちなさが表れる
・他者へ反抗的になったり暴力的になったりする
etc…

悪影響の全てをここでは挙げきれませんが、子どもが人生を生きる上で不利となる多くの悪影響を及ぼしてしまうことがあります。

子どもは親をみて、真似て、学習し、身に付けます。

良い部分も、悪い部分も、多くを飲み込んで成長していく事を考えると、仮面夫婦でいることは夫婦間のみの問題ではありません。

夫婦間の問題を無視し、子どもの問題行動のみに意識が向く親は多いのですが、問題の根本原因は子どもにあるのではなく、実は夫婦間にその原因が潜んでいることが多くある為、仮面夫婦はいち早く卒業することがとても大切です。

夫婦が向き合うことこそ、子どもへの悪影響を与えない第一歩と言えます。

ではでは!

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